今回は生活保護制度の手当についての話です。
生活保護を受給すると、11月から翌年3月まで、冬季加算という暖房手当が毎月支給される。
支給額は一世帯に数千円程度である。
それから、12月には期末扶助という正月等を豊かに暮らすための、手当が一人約1万円程度、年に一回支給される。
だが、これらの手当は毎年基準額変更が行われて、下がっている。
コロナ禍であったため、致し方ない部分もあるが、生活保護受給者の支給額を減らし続ければ、自立の機会がどんどん遅くなり、結果として多くの費用が掛かってしまう気がしてならない。
自立したくても、自立できない方は別として、早く生活保護から自立したい方もいるはずなので、そういう人には一刻も早く自立できるような支援体制が整えば、一番良いと、私は考えている。