今回は野村不動産の高層マンションの話です。
野村不動産は、相模原市内で計画している超高層マンションを核とした「(仮称)相模大野4丁目計画」の建設に当たって、旧伊勢丹相模原店の躯体を一部再利用する。
躯体(くたい)の再利用によって、建設時の二酸化炭素(CO2)排出量を減らせる。
計画地では既存の建物の解体が進んでいる。正面奥の躯体が「(仮称)相模大野4丁目計画」で施設棟1~2階として再利用する範囲。
正面手前に住宅棟を建設する。
計画では小田急線相模大野駅に程近い、約1万200m2の敷地に、地下1階・地上41階建ての「住宅棟」と、店舗などが入る地下3階・地上2階建ての「施設棟」を建設する。
延べ面積は約8万5000m2で、構造種別は主に鉄筋コンクリー(RC)造と鉄骨(S)造で、一部に鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造を含む。
22年2月ごろに着工し、25年3月に竣工する予定。
野村不動産は、敷地に立っていた旧伊勢丹相模原店の既存躯体約7万m2のうち約1万5000m2の範囲を再利用し、施設棟に生かす。
S造とRC造の躯体の撤去や新設に伴う環境負荷を削減できるメリットがある。
既存躯体は山留めなど仮設材としても使用する。
RC造の躯体を再利用するうえでは、ひび割れの発生箇所やかぶり厚さが不足している部分を補修し、65年の耐用年数を確保する予定。
鉄骨のブレースを設置するなどの耐震補強も施すとのこと。
大手不動産会社のマンションは凄いですね♪
お近くにお住みの方は、検討されてみてはいかがでしょうか♪