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半澤直樹に代表される香川照之さんの話

 

香川さんの演技力はどこから来るのでしょうか。

香川さんは歌舞伎の名優・市川猿翁さんと宝塚出身の女優・浜木綿子さんの間に生まれました。が、両親の離婚後は母のもとで育ち、歌舞伎界から離れます。東京大学に進み、卒業を機に大河ドラマ春日局」(NHK総合)でデビューしました。

 

 その後、30年以上にわたって、ドラマや映画を中心に活動。最近は「THE TIME,」(TBS系)で金曜担当のキャスターも務めています。

 

昆虫やボクシングのマニアでもあり、その博識はテレビ番組のみならず、著述活動でも知られるところです。

 

また、2012年には市川中車を襲名して、息子とともに歌舞伎役者としてデビューしました。現在56歳ですが、これほど精力的に活動している役者は若手にもなかなかいないでしょう。

 

とまあ、並外れたバイタリティーとともに、2世や東大卒といったさまざまな背景も併せ持つ香川さん。

 

しかし、この背景を考えながら、芝居を見る人は少ないはずです。

というのも、そんな背景を忘れさせるほどのインパクトで怪演するからです。

 

ただ、その怪演を生み出すのはやはり、バイタリティーと彼自身の背景なのだと思われます。

全てが芝居へと注がれています。
例えば、2009年から2011年にかけて放送されたドラマ「坂の上の雲」(NHK総合)では、15キロ以上の減量による役作りで驚かせました。結核を患い、亡くなる正岡子規を演じる役作りのために「苦しさを経験しないと子規に追いつけない」と考えたそうです。

 

「2階級ぐらい体重が落ちた」とボクサーの減量に例えていましたが、ボクシングへの造詣も生かされていたのでしょう。

 

そういう意味では、彼が持つあらゆるものが怪演につながっていると言えます。

 

役者夫婦の息子に生まれた誇りやその後の屈折、東大に入れるほどの頭脳や昆虫を見つめる観察力、40代半ばで歌舞伎の修行を始めた体力とチャレンジ精神、などなど。

 

その全てが芝居へと注がれるのです。

ちなみに、香川さんは40歳になった頃、「常に一番きつい、100パーセントに向かうことをやると決めた」そうです。

 

前出の減量についても「好きな仕事をやらせてもらっているのだから、これくらいのことはできる」と語っています。

 

芝居をこよなく愛する者が全力を出し尽くして取り組むからこそ、数々の怪演が生まれてきたわけです。

 

しかも、彼にはもう一つ、貴重な能力があります。

それは「主役を立てる力」です。

日曜劇場では、今回の小栗さんはもとより、堺雅人さんや松本潤さん、長谷川博己さん、福山雅治さんといった主役と組んできましたが、時に、主役を食うような怪演を見せても、不思議と作品全体のバランスは崩れていません。

 

香川さんが主役をサッカーのストライカーになぞらえ、「そいつがいいシュートを打てるように(略)そのボールを出す役割をやっていますから、そういうことが楽しいですね」と言える人だからでしょうね♪

 

~おしまい~