京王百貨店の1号店として東京都の新宿店が開店して2年後から、途切れることなく開催が続いている、元祖駅弁イベントがあります。
第1回から実演で参加しているいかめし阿部商店(北海道・森駅)、次いで参加の歴史が古い淡路屋(兵庫県・西明石駅)、こばやし(宮城県・仙台駅)、小樽駅立売商会(北海道・小樽駅)など、長らく参加を続けている業者が多いのも特徴です。
催事出店の実力・経験を兼ね備えた各社がアピールにしのぎを削ることが、魅力のある売り場・商品を生み出していると言えるでしょう。
しかし、駅弁というカテゴリーは、長期的には減少の一途をたどっています。
駅弁マークを掲げる、日本鉄道構内営業中央会の会員数は、この30年で3分の1以下に減少、直近ではコロナ禍による実販の減少にも見舞われるなど、携わる業者もアイテムも昔より減少しています。
その中で、現地でしか買えない有名商品を目玉としていた大会のメインも、大会に向けて開発される新作駅弁などに移りつつあります。
また、以前の活気を取り戻すことを心から願っています!
~以上です。ありがとうございました!