これまでの人生経験をを普通に語ればよい、ということです。
面接担当者が候補者の就活生を見て、その性格や能力、価値観などを確信するためには、相手が話していることをいかにイメージできるか、にかかっています。
なるほど、こういう場面で、こんなことを思い、こんなことを行なったのであれば、きっとこの人は、こういう性格や能力や価値観を持った人なのだろう、と思えるかどうかです。
イメージするために必要な情報は、抽象的なまとめなどではありません。
例えば、私は継続性があると言われたとき、意味は理解できますが、イメージなどできません。
むしろ、勝手にイメージしてはいけないのです。
必要なのは、とにかく具体的な事実についての詳細情報です。欲しいのは事実なのです。
思えば、こんな変な自己紹介をするのは就活の面接の場面だけでしょう。
ほとんどの人は、日常の場面で自己紹介をするときに、結論から言いますと、私は○○な人です、などとキャッチフレーズみたいなことは言いません。
私はこんな場面で、こんなことをしてきた人です、と具体的な事実を羅列して、自分を分かってもらおうとするはずです。
私は、就職活動(ESや面接)でもまったく同じことをすればいいだけだと思います。
そして、そういう具体的な事実を伝えてさえくれれば、面接担当者はそれを解釈して、その人を分かろうとしてくれます。
就活生が自分で自分のことをまとめて解釈してくれる必要はありません。
事実を解釈するのが、面接担当者の仕事です。
と、企業の人事担当の知人が言っていました。
~以上です。ありがとうございました!