コンビニには、カレーパンやコーンマヨパンなど、さまざまな種類の総菜パンが売られていますが、サンドイッチも同様にさまざまな種類があります。しかし、唯一異なるのが価格です。
例えば、総菜パンは、1袋当たり100~200円ぐらいですが、サンドイッチは1袋当たり300円以上するものもあり、100円程度の差があります。
材料費や製造する手間は、それほど大差はないと思うのですが、なぜ、コンビニのサンドイッチの価格は、他の総菜パンより高いのでしょうか。
理由は人件費や光熱費など、コストが高いからです。
総菜パンとサンドイッチには、材料にも製造過程にも違いがあります。
総菜パンの具材は、パンの生地と一緒に焼いたり揚げたりして加熱するので、基本的には火が通っているものがほとんどです。
一方、サンドイッチの具材には、レタスやニンジン、トマトといった生野菜も使用します。
生野菜は、鮮度や収穫量が落ちれば使用しにくくなるので、仕入れる頻度や仕入れ先を臨機応変に変更する必要があり、材料費も変動しやすくなります。
また、総菜パンは具材をパンの生地の中に包んだりのせたりすれば、組み合わせる工程が終了するのに対し、サンドイッチは、複数の具材を機械や人の手でパンの生地に挟むなど、総菜パンよりも工程が多いのが一般的です。
コンビニのサンドイッチの価格は、他の総菜パンより高い、1つ目の理由は、製造時の人の手による工程の違いです。
サンドイッチは、総菜パンよりも人の手による工程が多いため、それが人件費となって価格に反映されます。
2つ目は、賞味期限の長さが違うためです。
サンドイッチの賞味期限は、総菜パンに比べて短く、廃棄するリスクを考慮して、ロス分や廃棄費用があらかじめ価格に上乗せされています。
3つ目は、売られている棚の違いです。総菜パンは常温の棚で、サンドイッチは温度の低いチルド(冷蔵)の棚にあります。冷蔵するための光熱費も、サンドイッチの価格に反映されていると思われます。
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