これまで新型コロナウイルスは流行時期と押さえ込まれる時期を何度も繰り返してきました。
今回も当然流行るだろうと予想していました。
しかし、変異ウイルス・オミクロンのために想像以上に大きな波になっています。
ワクチンによってできる抗体があっても感染する「ブレイクスルー感染」も多いので、注意が必要です。
こうしてブレイクスルー感染が増えると、「ワクチンは意味がないんじゃないか」と考える人が増えそうですが、それは間違いで、ワクチンにはざっくり言うと、①感染予防効果、②発症予防効果、③重症化予防効果の3つの効果があります。
①と②に関してファイザーやモデルナの新型コロナワクチンは接種からすぐ(2週間後以降)であれば、従来から流行っている新型コロナウイルスに対しては9割以上の効果があります。
もちろん、時間が経ったり、ウイルスが変異したりすると、効果が落ちることもわかっていますが、意味がないなんてことはありません。
さらに、③の重症化予防効果については、どの新型コロナウイルスの変異ウイルスでも、ワクチン接種者のほうがワクチン非接種者よりも重症化が格段に少ないことがわかっています。
イギリスなどからデータが明確に出ています。
以上です。お読みいただき、ありがとうございました。