人が「億万長者になりたい」と言うとき、実際に言いたいことは「1億円使いたい」ということなのかもしれない。
だがそれは、億万長者になることとは正反対だ。
ある、大金持ちの資産家の言葉です。
金持ちになった気になるには、有り金を使い果たし、借金をしてでも贅沢品をふんだんに買うのが一番だ。
しかし、金持ちになるには、借金をして買い物をしてはいけない。
とても単純なことだ。
これは素晴らしいアドバイスだ。
しかし、まだ十分ではないかもしれない。
裕福になるための唯一の方法は、借金をしないことはもちろん、資産を容易に取り崩さないことだ。
これは、富を築くための唯一の方法であり、富の定義そのものだ。
「リッチ」と「ウェルス」は別物である。
私たちは「ウェルス(富)」と「リッチネス(物質的豊かさ)」の違いを明確にしなければならない。
これは単なる言葉の意味の違いの問題ではない。
この違いを知らないことが、数え切れないほどのお金の判断ミスにつながっているからだ。
リッチとは、現在の収入が多く、それを使って、贅沢な買い物をしていることだ。
10万ドルの車に乗っている人は、たいていは高収入だ。
ローンで購入していたとしても、月々の支払いをするにはある程度の収入が必要になる。
大きな家に住んでいる人も同じだ。
リッチな人を見分けるのは、さほど難しくない。
リッチな人は、わざわざ自分からお金持ちだとアピールする場合も少なくないからだ。
しかし、富(ウェルス)は目に見えない。
それは、使われていない収入などのことだ。
富とは、後で何かを買うための、まだ取られていない選択肢だ。
その価値は、将来的に今よりも多くのものを買う選択肢や柔軟性、成長をもたらすことにある。
やはり、資産家の言葉には重みがありますね。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊