10年前の住宅と比較により、設置件数が増加している室は居室面積も増加、減少の場合も同じ傾向があります。
2009年と2021年の各居室の設置件数と面積を比較してみると、設置件数が増加している室は面積も増加しており、設置件数が減少している室は面積も減少している傾向を発見した。
①洗面所及びシューズクローゼット(設置件数:100件中43件増加)面積増加率が大きい
②和室タタミコーナー(設置件数:100件中20件減少)面積の減少率が大きい
バルコニー(設置件数:100件中25件減少)
③リビング 面積が微増した居室
面積増減の大きい居室の設置件数の変化
各居室面積の増減率(2009年と2021年の比較)
シューズクローゼット設置件数が43件増加、その面積も23%増加しています。
2009年と比較し、シューズクローゼットの設置件数は43件増加しており、10年前と比較し2倍超の設置件数となりました。
また設置されたもののうち面積は23%増加しており、ニーズが高まっていることがわかる。玄関の土間部分を好みにあわせてつくれるのも注文住宅の醍醐味の一つだ。
近年、ライフスタイルの多様化やコロナ禍によるアウトドアスポーツの流行によって、ゴルフ、スキー、スノーボードや自転車などのアウトドア用品、バーベキュー用品、子供の遊び道具(野球、サッカー、テニス、三輪車)などを収納可能なシューズクローゼットの需要が高まったと考えられる。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊