オンラインソフトを使用した、e-Tax確定申告⑧つの流れです。
参考程度にしてください。
①事前準備
確定申告の記帳作業を始める前に関係書類を集めよう。経費関係は領収書、クレジットカードの明細、通帳など、売上関係は請求書、通帳、取引先から届いた支払い明細など。
生命保険料控除や社会保険料控除などの控除証明書が届いている人はそれも漏れのないようにそろえたい。
②申告ソフトの初期設定
最初の作業は初期設定。消費税、元入金、勘定科目などの設定を行う。
自宅で仕事をする人、クルマを仕事でも使用する人は勘定科目や補助科目を初期設定しておきたい。
③クラウドから取引履歴の取得
銀行口座の入出金、クレジットカードや電子マネーなどの利用履歴をデータで取得する。
青色申告ソフトが「アグリゲーション機能」に対応し、クラウドからデータを取り込めるようになったことで1000枚ほどの領収書の手入力が数時間で記帳できるようになった。
④データのない現金取引などを手入力で記帳
データで取り込めなかった現金取引などは手入力で複式簿記による記帳を行う。
複式簿記の知識がなくても、例えば「文房具」と検索すれば「消耗品費」と仕訳され、自動的に青色申告で必須の複式簿記の形式で記帳が完了する。
「文房具」と記入すると科目に「消耗品費」と仕訳が表示される。
⑤固定資産と減価償却
10万円以上の備品、車両などは固定資産として登録、減価償却分がその年の経費となる。
記帳は資産を購入したことと、その資産を何年で減価償却するかを2段階で登録する。
⑥家事按分
自宅仕事で事業使用と個人使用が混じる電気代などの経費は、事業使用分の比率を入力すると年間の合計額から事業使用分だけを経費として計上してくれる。
初期設定で補助科目を設定しておけば、電気代とガス代の事業比率を別々に設定できる。
簿記の知識などがなくても、設問に答えていけば損益計算書、貸借対照表などが完成する。
⑧確定申告書、第二表、第一表の作成
取引先から送られてきた支払調書、国民年金、国民健康保険、生命保険などの控除証明書、家族の年齢や所得を記入すると、源泉徴収額、社会保険料、生命保険料、扶養控除などの控除額が自動計算され、確定申告書が完成する。
以上で、確定申告書が完成します。
もし良かったから、参考になさってください。