ロシアがウクライナへの攻撃を始めたことを巡り、スポーツ界でも反戦メッセージを掲げるアスリートが現れたり、ロシアでの国際試合が禁止されたりといった、さまざまな反応が出ています。
スポーツと戦争、平和を巡って、これまでにどのような動きがあり、それは人々にどのような影響を与えるでしょうか。
過去に母国の内戦をドログバ選手は止めました。
ロシアの動きについても、アスリートが反戦メッセージを掲げるなどの動きが出ています。
昨夏の東京五輪でも、2月20日に閉幕した北京冬季五輪でも、ウクライナ選手と一緒に競技を行ったアスリートは少なくありません。
彼らは世界一の座を競い合う仲間であり、お互いを尊敬し合っています。
一緒に競技をした選手の母国、ウクライナが侵略されていることに心を痛めているでしょう。
また、アスリートは自分の影響力を知っています。
SNSでの発信も、ゲーム中のメッセージも、多くの人に届きますので、フェアではない侵攻を、率先して止めたいのだと思います。
スポーツマンシップはきれいごと、と言う人もいます。
確かに、現実社会では真正直過ぎて、恥ずかしくなるような言葉を使うことも珍しくありません。
しかし、現実社会が複雑になり、成果主義になってしまったからこそ、スポーツの現場では、きれいごとを守っているのです。
多くのトップアスリートはスポーツマンシップを理解していますので、この戦争への嫌悪感が人一倍あるのではないでしょうか。
心の底から戦争をやめてほしいと思っている。だから黙ってはいられないと思います。
以上です。お読みいただき、ありがとうございました。