転職の際に確定申告が不要な場合についてですが、「転職をした場合、前の会社で源泉徴収された所得税等は引かれたままになり、確定申告をしないと支払った所得税等の超過分の還付は受けられないのではないか」と心配になると思います。
実は年末調整を行う会社は、転職してきた方が別の会社で給与の支払いを受けたことで、源泉徴収されている所得税等が存在するのかどうかを確認することになっています。
転職した方が「給与所得の源泉徴収票」を提出することで、転職先の会社は、その方が以前の会社で源泉徴収された所得税等の金額を知ることができます。
そして転職先の会社は、自社が源泉徴収した所得税等の金額と、転職してきた方が以前に勤めていた会社で源泉徴収されていた所得税等の金額を合わせて、年末調整の計算をすることになります。
そのため、確定申告は不要です。
以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊