2月24日にウクライナに全面侵略したロシア。
プーチン政権は早期決着をもくろんだが、ウクライナ軍が驚異的な粘りをみせ、ロシア軍の蛮行が世界中に伝わり始めた。
ロシアへの制裁に当初は及び腰だったドイツなども米国と足並みを揃え、日本も加わって、ロシアに対する強力な経済制裁が次々と導入された。
主な内容は、各国の中央銀行が保管するロシア中央銀行の外貨準備の凍結
ロシアの主要銀行の国際銀行間通信協会(SWIFT)からの排除
プーチン大統領や主要閣僚、プーチン氏に近いオリガルヒと呼ばれる新興財閥の資産凍結
ロシアの航空会社の締め出し
など。
さらに米国はロシアからのエネルギー輸入停止を決定。
欧州もロシアへのエネルギー依存を減らす方針を表明した。
民間企業も、米クレジットカード大手のビザとマスターカードがロシア業務を停止し、多くの多国籍企業がロシア事業から撤退を決めるなど、ロシア経済の封じ込めが短期間で一気に進んでいる。
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