所得税納税者が、生命保険料・介護医療保険料・個人年金保険料を支払った場合、支払った保険料に応じて生命保険料控除という所得控除を受けられます。
しかし、生命保険料控除の仕組みをはじめ、実際にどんなものか分からない人もいるのではないでしょうか。
生命保険料控除について、お話しします。
また、申請方法や具体的な計算方法もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
○生命保険料控除は1年間に支払った保険料に応じて受けられる所得控除
生命保険料控除とは、所得税納税者が所定の保険契約で保険料を支払うと、その年の課税所得から一定金額が差し引かれる制度です。
支払った保険料全額が控除されるわけではありませんが、1年間に支払った保険料に応じて納める所得税と住民税を軽減できます。
会社員の場合、年末調整で1年間の所得税額を確定して12月の給与で清算します。
年末調整書類に保険料控除証明書を会社へ提出するのは、社員が支払った保険料の金額を正確に把握するのが目的です。
また、年末調整で生命保険料控除が申告できなかった場合、確定申告でも生命保険料控除を受けられます。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊