公金受取口座とは、マイナンバーとともに国に登録しておく預貯金口座のことです。
公金受取口座を登録しておくと、緊急時の給付金のほか、児童手当、年金、所得税の還付金など、幅広い給付金などを受け取るために活用できるようになる予定です。
先の特別定額給付金を給付するための費用はおよそ1458億円にのぼりました。
また、給付金の申請をめぐっても、郵送申請方式とオンライン申請方式があり、自治体によっては給付が大幅に遅れるなど、混乱をきたしていました。
公金受取口座を登録しておけば、今後同様の給付金などがあった場合に、スムーズに受け取れるようになると考えられます。
給付金の申請手続をするときに、口座情報を書いたり、通帳の写しなどを添付したりしなくてよくなります。
ただし、省けるのは口座情報を書く、通帳の移しなどを添付するといった手間だけで、各種給付金の申請手続きそのものは今後も必要のようです。
しかし、それでも私たちの手間や振り込みまでの時間が減らせることには変わりありません。より迅速な給付につながるでしょう。
公金受取口座を登録すると、金融機関名や口座番号など、口座の情報が国に登録されます。
しかし、預貯金残高や取引の記録などが政府に知られることはありません。
また、公金受取口座から税金などが引き落とされることもありません。
公金受取口座はあくまで給付金などを受け取るための口座だと理解しておきましょう。
預貯金口座を登録をするデメリットはないと思います。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊