大手ネット証券である楽天証券とSBI証券は、取扱商品数が多く手数料が安いため、iDeCoでの資産運用を行う際にもおすすめな金融機関です。
しかし、iDeCoで貯まるポイントは、楽天証券とSBI証券で違いがあります。
今回はiDeCoでポイント投資はできるのか、iDeCoでポイントは貯まるのかなど、楽天証券とSBI証券のiDeCoに関わるポイント制度について、説明していきたいと思います。
楽天証券では、一般口座で資産運用を行う場合、残高に応じて楽天ポイントが貯まります。
また、積立投資などで、運用資金を楽天カードでクレジット払いをすると、ポイントが貯まる仕組みとなっています。
一方、iDeCoに関しては思うようにポイントが貯まらないので、注意が必要です。
たとえば、楽天証券ではiDeCoの残高に応じてポイントは貯まりません。
残念ながら、iDeCoでどんなに長く運用を続けて残高が増えたとしても、ポイントが増えないのです。
また、楽天証券のiDeCoでは、楽天カードなどクレジットカード支払いで、毎月の掛け金の拠出をすることができません。
そのため、クレジットカードのポイントをもらえません。
さらに、楽天ポイントを使って、iDeCoの掛け金の拠出も行うことはできません。
楽天証券のiDeCoで唯一ポイントが貯まるのは、掛け金の拠出を楽天銀行からの引き落としに設定した場合のみです。
ただし、もらえるポイントは、1件の引き落としに付き最大3ポイントまでとなっています。
毎月掛け金の支払いを楽天銀行からの引き落としにしても、貯まるポイントは年間最大36ポイント(3ポイント×12ヶ月)です。
SBI証券では、一般口座での国内株式取引や投資信託の保有残高に応じて、Tポイントやdポイントを貯めることができます。
また、一般口座での資産運用において、積立投資の元手資金をクレジットカード支払いをするなど、一定条件を満たすと、「三井住友カードならVポイント」「タカシマヤカードならタカシマヤポイント」がもらえる仕組みとなっています。
しかし、SBI証券のiDeCoでの運用では、残高などに応じてポイントを貯めることができません。
また、クレジットカードでiDeCoの掛け金の拠出を行うこともできないため、クレジットカードのポイントも貯められません。
さらに、SBIポイントやTポイントを使って、iDeCoの掛け金の拠出(ポイント投資)も行うことはできません。
このような違いがあるため、注意して下さい。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊