令和の時代にあって超レアな乗りもの「トレーラーバス」が東京で走っています。
トレーラーバスとは「乗客の乗る付随車を引いて走行する大型バス」とのことです。
ボンネットトラック形状のトラクターヘッドが引っ張る超ロングバスです。昭和20年代の短い期間に、戦後復興を担う通勤通学客の輸送手段として全国で運行されていました。
しかし、令和の今では、まず見かけることはありません。
それもそのはず、現在走っているのは全国でたった1台。
さらに老朽化も進んでいるという、まさに乗りもの界の絶滅危惧種です。
このトレーラーバス「青春号」は、東京都あきる野市のJR武蔵五日市駅から、日の出町にある「つるつる温泉」のあいだで路線バスとして走っています。
日の出町がバスを所有し、西東京バスへ委託し運行しているもの。
山あいを片道およそ20分間かけて往復しています。
運行を開始したのは1996(平成8)年で、つるつる温泉が開業した際に観光の目玉として登場しました。
愛称の「青春号」も、つるつる温泉の「生涯青春の湯」という施設名に由来しているとのこと。
主につるつる温泉の利用者、地元の人達の移動手段になっていますが、その外観や内観から、観光に来た子どもにもとても喜ばれるそうで、この「青春号」目当てに訪れる人も少なくないそうです。
つるつる温泉は、温泉はもちろんのこと、食事処も開放的な広い空間で、美味しいお酒と食事を楽しめるのでオススメですよ♪
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