日本の公的年金は1階部分の「国民年金」と2階部分の「厚生年金」との2階建てで構成されています。
土台となる1階部分の国民年金ですが、国内に住む20歳から60歳までの方に加入が義務づけられています。
保険料は加入者一律で、学生、自営業者、会社員や公務員の被扶養配偶者などが該当します。
国民年金は480月の支払いで満額支給となり、未納月数分がマイナス調整されます。
日本年金機構によると、令和4年度は月6万4816円が満額支給額です。
続いて上乗せ部分の厚生年金ですが、お勤めの形態と期間によって支払い義務が発生します。
国民年金とは違い、保険料は収入によって異なるため、支払った保険料が多いほど将来の受け取り額が多くなる仕組みです。
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