額面年収1000万円だと手取りはいくらになるのでしょうか。
私たちが受け取る給与からは社会保険料や税金が引かれています。
つまり、額面給与と手取りには差があるのです。
とくに初任給ではその差に驚いた経験がある方もいるのではないでしょうか。
社会保険料とは、厚生年金・健康保険料・雇用保険料などをさします。
そして税金は所得税や住民税です。
どちらも給与に連動して高くなるため、年収が高くなるほどこれらの負担も原則大きくなる仕組みととなります。
社会保険料や税金の金額は、働き方や家族構成などにより変わるため一概にはいえませんが、年収1000万円ともなれば相応の負担になります。
独身で年収1000万円の方場合、手取り給与はざっくりと720万円程度の計算になるでしょう。
年収1000万円以上世帯「貯蓄」はどのくらいでしょうか。
ある調査会社の調査から、世帯年収1000万円の世帯の貯蓄事情を見ていきます。
年収1000~1200万円未満の貯蓄割合は、平均が2386万円、中央値が1500万円でした。貯蓄額の金額分布も確認しましょう。
・金融資産非保有:4.0%
・100万円未満:2.0%
・100~200万円未満:5.0%
・200~300万円未満:3.0%
・300~400万円未満:2.0%
・400~500万円未満:4.0%
・500~700万円未満:7.0%
・700~1000万円未満:10.0%
・1000~1500万円未満:11.0%
・1500~2000万円未満:11.0%
・2000~3000万円未満:12.0%
・3000万円以上:28.0%
・無回答:1.0%
年収1000万円の世帯では、6割超の世帯で貯蓄も1000万円を超えていることがわかります。
ただし、年収が1000万円あってもなかなか貯蓄ができないと悩む家庭も少なくありません。
児童手当など、所得制限のある制度が対象外になってしまうことが多いためです。
貯蓄があっても自己負担も多いため、自身で貯められるお金、出ていくお金の管理をしっかりしなければいけないのだと思います。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとう♪