年金+月額10万円を実現するため、本連載ではいろいろな方法を紹介しているが、公的機関でアルバイトを探すこともできる。
ハローワークを中心としたシニア就業支援の仕組みを利用する方法だ。
定年退職後、実際にうまくアルバイト案件を見つけた事例を紹介する。
ハローワークには意外にシニア向けアルバイト案件があります
ある男性の話では、
ハローワークで見つけた仕事は朝早い案件だったんですよ。始発電車の次ぐらいに乗らないと間に合わない。
しかし、午前中で仕事を終えられるので、午後はゆったり自分の時間に使えました。
時給が当時1000円程度で月に5万~6万円の収入になったということだ。
定年退職後は午前中働くぐらいでいい、と考える人も多いだろう。
朝早いアルバイトの案件は、若い世代はあまり応募したがらないので、「早朝案件」は狙い目かもしれない。
もちろん、多くの収入は望めないが、年金プラスの金額としてはいい線が見込めるし、一日中家にいるよりは良さそうだ。
しかし、体を使うのは苦にならなかったのだろうか。
多少体を使いましたし、忙しい時もありましたが、きついとまではいきませんでした。
人間関係に気を使うようなことはなくてよかったですね。
と、先ほどの男性は話していた。
ハローワークには現在、さらにさまざまな案件がきているようだ。
求人票を見ると「パソコン業務・在宅勤務可・時給1050円」
「データ入力・週3日から・時給1041円」など、サラリーマン時代に事務職だった人なら何とかなりそうなものが見つかる。
中には「小学校用務員・時給1050円」という案件もある。
地域社会活動の人脈からアルバイトを依頼されたこともあるとのこと。
また、ボランティア活動のつながりから仕事を依頼されることもあるらしい。
わらしべ長者のようなものでしょうか。
自分の強みを生かして淡々と働いていると、案件の方から転がりこむことがあります。
ハローワークは、「公的な就業支援の仕組み」と「地域社会活動」は誰もが利用、参加できるものだ。
大きな収入は望めなくても、手堅くアルバイトを見つける方法として心に留めておいてほしいと思います。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊