布団を干さないリスクと干す効果の話です。
正しい布団の干し方とは。
せっかく良い布団を買っても、十分に手入れしなければ宝の持ち腐れになります。
また、ほこりや湿気を吸った布団の中ではダニが大発生し、アレルギーやぜんそくの原因にもなります。
ここでは、布団を干す頻度や時間、時間帯、天気、たたき方、収納、保管の方法などについて、詳しく解説します。
布団を干す時間・頻度・天気
布団をふかふかに保つためのコツは、干し方にあります。
まず、詰め物の素材に合わせて、干す回数や時間を変えましょう。
羽毛布団は月に1~2回、片面1時間を目安に干します。
一方、羊毛布団は月3~4回、片面を2時間ずつ干します。
布団を干す時間帯にも、注意が必要です。
早朝や雨上がりは湿気が多いので、あまり良くありません。
布団干しのゴールデンタイムは、晴れた日の午前10時ごろ~午後3時ごろです。
長い時間、布団を干せばよいというものでもありません。直射日光が当たる側の生地は傷みやすいので、日焼けに注意しましょう。
日焼けを防ぐために、干すときはカバーやシーツで覆ってください。
干した布団をたたくと気持ちよく、ストレス解消にもなります。
しかし、布団を必要以上にたたくと、アレルギーのもとになるダニが飛び散ります。
また、羽毛布団はたたくと、中の羽毛を痛めてしまいます。
布団たたきは、軽く表面のホコリを落とす程度で止めておきましょう。
干し終わった布団は、温かくて気持ちが良いものです。
しかし、このまま収納すると、押し入れの中に湿気がたまって結露します。
布団を取り込んだあとは、しばらく布団を広げてクールダウンし、中の熱を発散させてからしまった方が良いと思います。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊