国が今年度中にほぼ全ての国民への配布を目指しているマイナンバーカード。
マイナンバーカードの普及のため、お得なポイントがもらえる事業を国が推し進めている。
去年の年末まで行われた第1弾では、5000円分。
今年は第2弾として、通常のショッピングや決済に利用できるポイント最大2万円分をもらえるキャンペーンとなっている。
2万円の内訳は、マイナンバーカードを発行し、登録した決済サービスで買い物をすると、最大5000円分の還元。
これは今年1月から既に始まっている。
そして6月30日から申請の受付が始まる。
それが、
・健康保険証の利用登録で7500円分。
・公金を受け取る口座の登録で7500円分。
となっていて、それぞれポイントを受け取ることができる。
半年前にこのキャンペーンの実施が決まり、ようやく6月から申請が始まる。
ポイントを受け取るまでの流れは、カードの交付申請をして、1か月ほど後にカードの受け取り。
その後、ポイントの申込をするとポイントが付与される。
去年の第1弾の時はカードの交付申請が殺到して発行が遅れ、ポイント申込みの締め切りに間に合わないという事態も起こった。
そのため、第2弾の今回は、カードの交付申請にも〆切が設けられ、9月末までとなっている。
ポイントの申込は、6月30日から来年2月末までとなっている。
このキャンペーンのうち、健康保険証としての利用について、波紋が広がっている。
健康保険証としての利用登録をすると、医療機関の窓口にあるカードリーダーにマイナンバーカードを置くだけで本人確認ができる。
加入している医療保険や過去に使った薬などのデータが分かるようになっていて、初めて受診する医師にも情報が共有されるメリットもある。
しかし、今年4月から、このシステムを使うと、患者が支払う診察料が9円~21円増えることになった。
カードリーダを設置する医療機関への補助制度が始まったためとなっているが、患者へのしわ寄せに反発の声も上がっている。
この批判を受けて政府は、患者の負担を見直す方向で検討を進めているそうです。
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