60代以上で副業している人は12.6%となっており、20代の11.3%よりも多い結果となりました。
特に60代以上の男性については、副業している人が20.3%となっており、5人に1人が副業している状況です。
20代男性で副業している人は4.7%であるため、圧倒的にシニア層の方が多いことが分かります。
これは定年退職後に収入が減少したため、減少分を補う目的として副業を始める人が増えていると考えられるでしょう。
また、「体が元気なうちは働いていたい」と考えているシニア層も多いのかもしれません。
シニアの副業はやりがいや収入を重視しよう
シニアが副業を始めるにあたって、どのような点を考慮すればよいのでしょうか。
まずは、これまで長年培ってきたスキルや経験を活かせる副業を選ぶことが大切です。即戦力となれるような分野の仕事を選ぶことでやりがいを感じられるうえに、給与面でも優遇されることが期待できるといえます。
もう一点は、収入の目標を立てることです。定年退職後のセカンドライフでは、仕事ばかりではなく、自分の趣味や家族との時間を大事にしたいと考える人も多いのではないでしょうか。そこで収入の目標を作ることで、「それ以上は働かない」というラインを引くことも大切です。 公益財団法人生命保険文化センターの「令和元年度 生活保障に関する調査」によると、ゆとりある老後の生活費は月額36万1000円との結果が出ています。
これを目安に、本業の収入や年金の収入とあわせて、およそ36万円の収入を目指すのはどうでしょうか。
セカンドライフで毎月36万円の収入が確保できれば、旅行やレジャー、習い事などの老後の楽しみにも資金を充てられる余裕ができるといえます。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊