定年後の再就職のために取得を検討しておきたい資格について、いくつかの例を挙げていきます。
宅建(宅地建物取引士)
取得することで定年後の再就職に、より安定した収入を得られる可能性がある資格に宅建(宅地建物取引士)があります。
不動産は売買や賃貸の契約の際、必ず宅地建物取引士として登録された方が重要事項について読み上げを行い、契約書への記名押印をしなければならないとされています。
また、不動産会社は従業員5人に対し、1人以上の割合で宅建の有資格者を配置しなければならないと法令で定められているため、これらの理由から常に一定の需要あり、宅建の資格を保有しているシニア歓迎の求人もみられます。
宅建の資格や知識を生かし、不動産の売買や賃貸の営業職に就くことで、成績次第では定年後でも現役世代に近い、あるいはそれ以上の収入を得られることも考えられます。
MOS(マイクロソフト オフィススペシャリスト)とは、表計算ソフト「エクセル」、文書作成ソフト「ワード」といったマイクロソフト社の「オフィス」製品の操作スキルを証明する資格です。 マイクロソフト オフィス製品は中小零細から大企業まで、多くの会社で事務作業などに利用されています。
近年はスマホの普及からパソコンの操作が得意ではない方も珍しくはなく、MOSの取得などによって一定以上のスキルが認められていれば、定年後に事務職として再就職できる可能性も高まると思います。
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