米国の住宅ローン金利が週間ベースで2008年以来の大幅低下を記録した。
フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の7日発表によると、30年物固定金利は平均5.3%。前週の同5.7%から下がり、1カ月ぶりの低水準となった。
今年の大幅な住宅ローン金利上昇は買い手の購買意欲を減退させ、それが在庫の拡大を招き、一部地域では物件の売り出し価格を引き下げる動きも出ていた。
フレディマックは「住宅ローン金利の低下は買い手に小さな救いを与えるものだ。住宅取得能力の低さと予想される景気減速の組み合わせで住宅価格の伸びが大幅に鈍化すれば、住宅市場の正常化は続くとみられる」と述べているとのことです。
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