新型コロナウイルスワクチンの3回目接種は、変異株「オミクロン株」の新系統で現在流行している「BA・5」に対し、65%の発症予防効果があったとの調査結果を国立感染症研究所などのチームがまとめた。
○山形県でも過去最多の1978人コロナ感染
チームは、BA・5が国内で主流となった今年7月、発熱などの症状で関東地方の7医療機関を受診した16歳以上の男女約1550人を対象に、ワクチンの接種回数や感染の有無などを調べ、データを解析した。
その結果、2回目接種後の発症予防効果は、5か月以上経過すると35%だったが、3回目接種後は2週間以上3か月未満で65%に上昇。
3か月以上でも54%を維持していた。
免疫を回避しやすいBA・5に対しては、2回目接種後に時間がたつとワクチンの効果は弱まるとみられるが、3回目接種には高い効果が期待できることが確認された。
オミクロン株の別系統「BA・1」などが流行した1~6月の分析結果と比べると、有効性が7~17ポイント低かったとのことです。
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