60歳代の年金への考え方
・ゆとりはないが、日常生活費程度はまかなえる:60.1%
・日常生活費程度もまかなうのが難しい:28.8%
年金でさほど不自由なく暮らせると感じる世帯は約1割。
ある調査会社によると、「セカンドライフを好きなことをして楽しみたい」と思っても、年金のみで暮らせるのは一握りだそうです。
最も多いのは「日常生活費程度はまかなえる」世帯。
ただし値上げが相次ぐ前の調査ですので、生活を厳しく感じる方もいるでしょう。
およそ3割は生活費程度もまかなうのが難しいと答えています。
その場合、貯蓄、もしくは仕事による収入で生活することになるでしょう。
一般的に、厚生年金は収入に応じて保険料を支払うため、加入期間が長く収入が多いほど年金も多くなります。
どれくらい貯蓄できるかはご家庭によって異なり、また退職金や相続資産もあるため、「必ずしも収入が多いから貯蓄も多い」とは言い切れません。
とはいえ、年金も貯蓄も少なく心もとないというご家庭も少なくはないと考えられるでしょう。
○【60歳代】みんなの老後の生活資金源
実際に同調査より、60歳代の老後の生活資金源を見てみましょう。
60歳代の老後の生活資金源
・就業による収入:39.5%
・公的年金:83.9%
・金融資産の取り崩し:31.4%
・利子配当所得:8.9%
・不動産収入(家賃、地代等):5.3%
・子供などからの援助:1.3%
・国や市町村などからの公的援助:2.6%
・その他:5.3%
最も多いのは「公的年金」であり、次に「企業年金、個人年金、保険金」、「就業による収入」、「金融資産の取り崩し」となりました。
年金で不足する部分については、働くか、もしくは企業年金や個人年金や貯蓄から、まかなう方が多いようですね。
利子配当所得や不動産収入など、不労所得を保有している世帯もいます。
年金以外の備えは今の60歳代だけでなく、今後老後を迎える現役世代にも必要なことだと思います。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊