60歳代「住宅ローンが残る人」はどれくらいなのか。
住宅ローンは金利の他に、「何歳まで返済するか」予定をしておくことが大切です。住宅ローンが残ることで、セカンドライフの働き方や生活も変わるでしょう。 参考までに、独立行政法人労働政策研究・研修機構「調査シリーズNo.199『60代の雇用・生活調査』(2020年3月公表)」を参考に、60歳代でどれくらい住宅ローンが残っているか、まずは60歳代の借入金を確認します。
60歳代の借入金
・ある:22.5%
・ない:73.9%
・無回答:3.6% 60歳代の借入金額
・30万円以下:2.6%
・31万円以上50万円以下:4.2%
・51万円以上100万円以下:10.1%
・101万円以上300万円以下:18.4%
・301万円以上300万円以下:9.5%
・501万円以上1000万円以下:15.9%
・1001万円以上2000万円以下:11.0%
・2001万円以上:6.3%
・無回答:22.0% 60歳代になると他の年代より借入金がある人の割合が少なくなる傾向にありますが、借入金があると答えたのは約2割。 また、借入金があると回答した人に住宅ローン返済について聞いたところ、「ある」が 52.3%、「ない」が 44.6%でした。
60歳代「住宅ローン残高」はいくらなのか。
次に、借入金のうち、住宅ローンの返済金額ごとの割合も確認しましょう。
・30万円以下:7.7%
・31万円以上50万円以下:0.2%
・51万円以上100万円以下:4.6%
・101万円以上300万円以下:14.9%
・301万円以上500万円以下:11.3%
・501万円以上1000万円以下:24.5%
・1001万円以上2000万円以下:17.0%
・2001万円以上:7.4%
・無回答:12.4% 住宅ローンが残っている人のうち、500万円以上残っている人は48.9%とおよそ半分でした。
60歳代で住宅ローンが残っている方のうち、500万円以上ローン残高があることも珍しくないようだと思います。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊