「霞が関が崩壊の兆しというより、崩壊が始まっている。国のために働こうと思ってきた人がつまらない業務をやらされているから辞める。来て良かったと思ってもらえるような仕事をやってもらうかが大事だ」
国家公務員制度を担当する河野太郎デジタル相は20日、国家公務員の人材流出に危機感を示した。紙の資料のとじ方や印刷の仕方が細かく定まっていることに触れ「そんなことをやって何になるんだっていうようなものをやらされている」と指摘した。
河野氏が閣僚として国家公務員制度を担当するのは3回目だ。
記者会見では国家公務員への残業代不払いを見直した実績を挙げた。「霞が関をホワイトにするため引き続きしっかり取り組む」と意気込んだ。
8月には職員の超過勤務の要因になっている国会対応業務について実態を調査すると表明した。
9月16日に自民党の高木毅国会対策委員長と面会し協力を求めた。岸田文雄首相が起用の理由に挙げた「実行力と突破力」を示す好機となりうると思います。
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