これからどんなものが値上がりするのでしょうか。
ある調査会社が、国内の主な食品や飲料のメーカー、105社を対象に8月末時点での値上げの動きについて調査したところ、10月の値上げは6532品目にのぼることがわかったということです。
値上げ率は平均でおよそ16%。
値上げされる主な品目は、
○ビールや炭酸飲料などの酒類や飲料が最も多く2835品目
○水産関係の缶詰やハム、ソーセージなどの加工食品が1819品目
○マヨネーズやドレッシングなどの調味料が1800品目
○チーズなどの乳製品が48品目
○キャンディやせんべいなどの菓子は22品目
調査会社によると、さまざまな条件が重なったことが原因だと分析しています。
「小麦などの原材料価格や、エネルギー価格などの値上がり、円安による輸入物価の上昇が複合的に重なり、この秋に値上げが集中したと考えられる。加工食品は、家庭で日常的に使われるものなので、直接的に負担感があらわれてくると思う」ということです。
スーパー「ほとんどのお酒が値上がりします」
都内等のスーパーマーケットでは、チーズやハム、マヨネーズなど店で販売するおよそ2万5000品目のうち、2000~3000の品目は今の在庫がなくなり次第、値上げする予定だということです。
10月にメーカーが値上げする品目が多いアルコール類は、9月末まで店内に特設コーナーを設け、訪れる客に対し、買い置きを勧めているということです。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました。