新型コロナウイルスの変異株オミクロン株で現在主流の系統「BA・5」に対応した新たなワクチンについて、厚生労働省は、国内での製造販売を特例承認しました。
専門家等の会議でも了承され、7日に開く専門家分科会で無料で受けられる「臨時接種」に位置づけ、10月中旬にも国内で接種が始まる見込みとのことです。
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ニューヨークのファイザー本社(AP)
特例承認されたのは米ファイザー製で、BA・5と従来株にそれぞれ対応する成分を組み合わせた「2価ワクチン」と呼ばれるタイプ。
政府は、BA・5対応を含むオミクロン株対応ワクチンについて、従来型で2回目までの接種を終えた12歳以上の人を対象に、年内に全ての希望者への接種完了を目指している。
厚労省は、約4300万回分のBA・5対応ワクチンを来週後半から配送する。第6波で流行した「BA・1」に対応するワクチンから順次切り替わる見込みだが、厚労省は「効果に大きな差はない」とし、打てる方のワクチンを接種するよう呼びかける。
米モデルナの日本法人は5日、BA・5対応ワクチンについて、厚労省に製造販売の承認を申請したと発表しました。
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