○アントニオ猪木さんの言葉
俺はやっぱりね。
パンツなんて履かない。
パラオの海でね。
水の流れを、潮の満ち引きを、キレイだしね。
これはまた快感。
パラオに?
行きたいですね。
久しぶりに。
ブラジル、アマゾン、色々なところがあるけど、やっぱりパラオだよ。
パンツ一丁で、朝起きたら背伸びして、それで一日が始まる、と昔を懐かしみながら、南国に思いをはせていた。
ストローで水を吸う力もない猪木さん。
「喉の筋肉も衰えていくし」と言いながら、また撮影に来たいと願うスタッフに対し、「どうぞ。本当久しぶりで、どうしてるかなと」と言葉をつないだ。
病室を後にし、リビングで話をしている撮影スタッフのもとに、猪木さんが。
ガリガリ君のソーダ味を自らも口にし、スタッフにも振る舞ったそうです。
これが猪木さんの最後の姿となり、ご逝去されました。
ファンの一人として、心からご冥福をお祈りいたします。