暴飲暴食は肝臓や胆のう、胆管に負担を与えてしまう話
脂肪肝や胆石症を防ぐ食事とは何か。
専門家によると、「肝臓や胆のうを守る料理としては『地中海食』がお薦めです。
コレステロールがたまりにくく胆石症の予防につながり、糖質も少ないため脂肪肝にもなりにくいのです」とのことです。
地中海食は、地中海沿岸の伝統食で、オリーブオイル、魚介類、野菜、全粒穀物などを使った料理のことです。
世界各国で疫学研究が行われ、心筋梗塞やがん死亡率、アルツハイマー病などのリスクが、他の西洋食よりも低いと報告されています。
「魚の脂に含まれるEPAやDHAの不飽和脂肪酸は、LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪を下げるとの研究報告もあります」
焼き肉でガッツリご飯を食べるのはおいしいが、毎日はよくない。
魚料理や豆腐などの植物性タンパク質、ビタミンやミネラルの豊富な野菜もバランスよく食べることが大切です。
コーヒーは胆石症の予防に役立つといわれています。
飲み過ぎはよくありませんが、1日2~3杯程度ならば、健康に寄与する可能性が高いとのことです。
予防を心掛けつつ、健康診断で腹部超音波検査を受けていると、脂肪肝や胆石症などの早期発見につながるということです。
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