今回は年末調整のよくある間違い3事例の話です。
会社員、公務員にとっての年中行事ともいえる「年末調整」の時期となりました。
年末調整とは、ごく簡単に言うと「1年間の所得税の過不足を精算する手続き」のこと。
毎回の給与とボーナスから天引き(源泉徴収)されている所得税は、収入や扶養家族の人数などを基に概算で計算されています。
そこで年末調整では、「その他の個別事情」を考慮してその人の正確な所得税額を算出します。
その結果の所得税額が、毎月概算で給与から天引きされていた所得税の合計額より少ないと、払い過ぎた税金は12月の給与で還付金として戻っきます。
逆のケースもあるが、多くの場合「還付」です。
その個別事情を記載するのが年末調整の書類です。
ここでは、年末調整の書類の記入でよく間違いやすいの3つの事例を紹介します。
損をしないために漏れもミスもないように記入してください。
以下の3つが間違いやすいものです。
(1)妻のパート収入金額の記載ミス
(2)共働き夫婦の子どもと親の扶養控除ミス
(3)扶養している親の介護をしていると受けられる控除があるのを知らなかった
前提をとして知っておきたいのは、「控除」の意味。
控除とは「引けるもの」、つまり税金の計算上での「非課税の枠」と考えていいものです。
控除が多いほど税金は少なくなるので、控除は漏れなく使いたいですね♪
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊