○通帳の利用方法
家計簿をつけるのが面倒な人なら、通帳で毎月の入出金の記録を集計するだけで、お金の流れが把握できます。
また、季節によって利用料が変動する公共料金の場合、どの月にどれくらいの支払いをしたのかの記録が残っているため、今後の予算を組みやすくなります。
通帳には、いろいろな記録が残っています。
定期的に見直しをして、無駄遣いを見つけてみましょう!
○いろいろな記録が残る通帳は5~6年保管しておくと良いと思います。
利用済みの通帳であっても、いろいろなデータを取れるため、ある程度の期間、残しておくとよいでしょう。
具体的におすすめする保存期間は5~6年です。
理由は、国民年金保険料の支払いや相続が起こったとき、相続権の侵害を知ってから5年、生前贈与にかかる贈与税の申告期限が6年となっているからです。
特に親子間では後からもめないためにも、口座を介してお金のやり取りすることがよいのですが、そのときに通帳を残しておけば、お金の流れが簡単に把握できるので便利です。
もちろん、通帳をなくしてしまっても、有料で入出金記録を発行してもらうことが可能ですが、手間もかかります。
スピーディーに確認するためには、現物である通帳を残しておくことが得策といえます。
その他にも子どもが2人以上いる場合、通帳が残っていれば、上の子にかかった費用がどれくらいかを知ることもできますので、お金を準備するタイミングを知ることができるようになります。
5~6年という期間は、公的な面でも私的な面でも、通帳が役立つ期間といえると思います。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました。