国家公務員試験の出題数を2024年から削減することがわかりました。
人事院は今月の14日、大卒程度を対象にした国家公務員採用試験の一部で、
2024年から出題数を削減すると発表しました。
春に受ける1次試験などが対象となります。
問題数を減らし受験者の負担を緩和して民間企業と並行した就職活動をしやすくする狙いです。
春の試験は総合職や一般職、専門職を志望する人が受験します。
1次試験のうち知能や知識を問う基礎能力試験(選択式)で、出題数を現行の40問から30問に減らす予定。
うち6問の知識問題は時事問題を中心になります。
社会情勢などに関心を持っていれば対応できるようにし、民間企業と並行して受験できるよう、負担感を減らすとのことです。
受験者数が多い総合職の受験区分、
「法律」
「経済」
「政治・国際・人文」
は2次の専門試験(記述式)も解答する問題数を3から2に減らします。
2022年度の総合職の試験の申込者数はおよそ1万8000人で、この10年間で3割ほど減りました。
私も受験したことがありますが、国家総合職は筆記試験の難易度が高過ぎて、民間企業と並行して就活するのは、ほぼ無理な状況だったと思います。
特に国家総合職の法律区分は、就職というよりは、司法試験や司法書士試験と併願するレベル。
今回、変更されたことは就活生にとって、とても良いことだと思います。
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