実写版『リトル・マーメイド』を巡る騒動は4年前から始まりました。
2019年にディズニーが主役アリエルはハリーベイリーと発表するやいなや、
実写版シリーズにおける初の黒人プリンセスに歓喜の声が上がりました。
その一方、1989年のアニメ版『リトル・マーメイド』のファンからは、
「アリエルは白人」
「子供時代の思い出と違う」
と反発が起き、#NotMyAriel(私のアリエルじゃない)のハッシュタグが出回った。
事態を重く見たディズニーは、主役キャスト発表のわずか4日後に、傘下のケーブルTVチャンネル「フリーフォーム」を公開しました。
フリーフォームは子供向けのディズニーチャンネルと異なり、10~30代の女性、
つまり黒人アリエルへの非難を噴出させた層が対象のチャンネル。
黒人のハリーベイリーが抜擢されたのは、架空の生き物である人魚の人種を問うナンセンスさと、何よりハリーベイリーのパフォーマーとしての才能によるものだったとディズニーは説明しているとのことです。
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