今年の9月は台風の発生が少ない珍しい状態が続いていますよね。
ところが、台風となり得る可能性のある熱帯擾乱(ねったいじょうらん)が顕在化しそうです。
気象庁の予想によると、29日(金)午前9時には日本のはるか南に顔を出してくる予想です。
低圧部とは、周囲より気圧が低く、雲の循環は認められるものの、その中心がはっきりとしない熱帯擾乱のことで、中心付近がはっきりと分かるようになると、熱帯低気圧に呼び名が変わります。
諸外国を含む種々の計算によると、この低圧部は熱帯低気圧に変わる可能性が高く示されており、その後もさらに発達する可能性があります。
◎不気味に高い海水温
今月8日(金)に東海沖で台風13号が消滅して以来、すでに3週間近くも台風の発生がないため、日本付近から日本の南海上にかけては平年より海水温の高い海域が広がっています。
特に日本の南からフィリピンの東海上にかけては29度から30度以上もある状態です。
新たに熱帯低気圧や台風が発生すれば、その発達を助長するような高い海水温域が広がっている状態と言えます。
みなさんも注意してください!