8月30日に発生した台風13号が9月8日に熱帯低気圧へと変わって以降、今年の9月は台風がおよそ3週間存在していません。
9月に入って日本の南海上では低圧部や熱帯低気圧は何度か発生したものの、台風まで発達することはありませんでした。
9月の平年の台風発生個数は5.0個で台風シーズン真っ只中ですが、今年の発生は1個にとどまっています。
現在、日本の南の海上には雲のまとまりが見られます。
28日夕方の天気図では低圧部として解析されています。
29日朝には熱帯低気圧となりました。
ただ、このあとすぐに台風となるまで発達する可能性は高くはありません。
1951年の統計開始以降、これまでに9月の台風発生が最も少なかったのは2個(1951年・1973年・1983年)でした。
今年はこれまでに1個しか発生していないので、このままいくと今年は「台風の発生が観測史上最も少ない9月」として記録を更新しました!