今回は少しマイナーな納戸の話です。
納戸は居室とどこが違うのか。
採光が一定基準取れない部屋は、納戸と表記しなくてはならない。
採光が基準以下なら、窓が二つ以上あって、部屋として十分に機能していても納戸となる。
物置のような納戸もあれば、居室として利用できる納戸もたくさんある。
ただ、中には採光がほぼ0の納戸もあり、内覧会に参加したある邸宅の納戸は、晴れた昼間の時間帯でも真っ暗だった。
窓は2ヵ所十分に取れていて、デザイナーズ戸建でオシャレだったが、真っ暗。
理由は目の前に他の家が建っているからである。
晴れた昼間から真っ暗の部屋は、私はちょっと遠慮させていただきたいと感じた。
ただし、間取りでSと表記される納戸は、実際に見てみると、とても良い条件の納戸もあるため、やはり内覧は必要である。
私はこれまで多数の家を見てきたが、ほとんどの家の納戸は通常の居室と遜色がない。
もし、これから建売住宅やマンションを購入される方がいたら、間取り図を少し注意してみて下さい。