ロシア軍の即時撤退などを求める安保理決議案が2月25日、ロシアの拒否権によって否決されたことを受け、米国とアルバニアがESSの開催を提案しました。
安保理は27日に採決を行った。米欧など計11か国が賛成、ロシアが反対、中国とインド及びアラブ首長国連邦(UAE)が棄権しました。
ESSの開催要請に必要な9か国を超える国が賛成したことにより、安保理は、事務総長にESSの開催を要請。
ESSは2月28日から開催されていました。
このESSは、1950年11月3日に総会で採択された「平和のための結集(Uniting for peace)」決議(総会決議377A)に基づくものです。
拒否権制度は、集団的安全保障制度を実効的ならしめるために導入されたものでした。
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