今週のお題「好きなラーメンで息抜き」
締めのラーメンは太る、は本当なのでしょうか。
なぜ、お酒を飲んだ後にラーメンを食べたくなるのかというと、お酒を飲むと、肝臓は糖質よりもアルコールの分解を優先し、アルコールを分解するためにエネルギーを使います。
ただし、エネルギーが必要となっても、肝臓からブドウ糖が放出されず、血糖値が下がりやすくなります。
また、お酒のつまみには刺し身、焼き鳥、焼き肉、唐揚げ、冷ややっこなど、タンパク質や脂質の多い食べ物が多くて血糖値が上がらないため、体が炭水化物を要求します。
さらに、アルコールが抗利尿ホルモンの分泌を抑えるため利尿作用が高まり、飲んだ分の最大1.5倍の水分が排せつされ、体は多くの水分を要求します。
ラーメンには、炭水化物に加えて水分のスープがたっぷりと含まれ、また、スープには動物性のうま味成分であるイノシン酸が多く含まれており、このイノシン酸にはアルコールの分解酵素を助ける働きがあります。
このようなアルコールの利尿作用と代謝の仕組みから、飲み会でたくさん食事をしても、締めのラーメンに行きたくなるのでしょう。
意志の弱さだけでなく、体が欲することでもあるそうです。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊