フォーエバー21は以前、流行りのデザインを施した衣料を格安で大量に販売する「ファストファッション」の代表格として世界に店舗展開。
日本市場には2009年に参入しました。
同年の流行語大賞のトップ10に「ファストファッション」が入るほど当時は話題となった。
フォーエバー21はスペインの「ZARA」や米国の「GAP」、スウェーデンの「H&M」などともにファストファッション全盛期の顔となり、1000円を切る商品も珍しくないほど価格が安く、多くの顧客を集めた。
しかし、ネット通販市場の拡大に必ずしも対応できず、世界的に顧客の「飽き」も招いて徐々に売り上げを落とし、2019年に経営破綻。日本市場からも同年に撤退していた。
フォーエバー21は経営を引き継いだ米国の会社によって、大量販売などのイメージを払拭する「脱ファストファッション」路線で再出発し、世界で570店舗以上を展開している。
日本市場再参入にあたっては伊藤忠商事が日本で事業展開する権利を取得し、伊藤忠がアダストリアとライセンス契約を結んだということです。
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