スライダーが3つに分かれたバナナ型滑り台から子どもが転落、落下する事態が起きています。
専門家によると、分岐でバランスを崩すことが原因とみられ、巷を騒がせている。
最近も子どもが転落する動画がツイッターで拡散され、再び話題となった。
専門家によると、当時メーカーなどに問い合わせたところ、
「全国に236台あるが、対象年齢は6歳から。
ケガはあっても6歳未満の子どもで、重篤な事態は今のところ発生していない」との回答だったということです。
設置する複数の自治体に聞くと、対象年齢があっても厳密に遊具の利用を制限するのは難しく、対応に苦慮しているとのことです。
○バナナ滑り台の分岐点でひっかかり転落
多くの子どもがこうした形で転落しています。
専門家は、「滑り台が6歳以上対象とは知ない人が多い。
下で受け止めようと待ち構えていても、分岐で引っかかり転落しまう事故が発生しています」
対象年齢を示すシールは破れていて目立たず、頭から落下する危険があるにもかかわらず、対策が不十分だという声もあります。
専門家はメーカーの設計や安全部門の担当者と協議を重ねたが、
「業界団体の日本公園施設業協会(JPFA)が自主的に規定する安全基準を満たしており、改善の必要はない」との見解だったという。
しかし、市議などに掛け合い、撤去された事例もあるということです。
この滑り台では、他にも滑り終わりのところに手すりがないため、子どもが地面に転がってしまう事故が発生しています。
巷では、「当時、娘は5歳で顔に擦り傷を負った程度でしたが、他の親子とも、『怖いですね』と話しました。
特に小さい子は足をそろえて滑るのが難しかったり、行き先を迷ったりして危ない」という声もありました。
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