厚労省によると、新型コロナワクチン“来年3月まで無料接種継続”で調整されることが決まりました。
新型コロナワクチンのことし4月以降の接種について、厚生労働省は今の無料での接種を継続したうえで、
重症化リスクの高い高齢者などは春から夏に接種を行い、さらに秋から冬に高齢者などを含めたすべての人に接種を行う方向で調整していることがわかりました。
新型コロナのワクチン接種は、まん延を予防するために緊急の必要があるとして「特例臨時接種」との位置づけで、
無料での接種がことし3月末までを期限に行われています。
4月以降について、政府は必要な接種であれば、引き続き自己負担なく受けられるようにするとしていて、厚生労働省は今の「特例臨時接種」を、
来年3月まで継続する方向で調整に入ったことが、関係者への取材でわかりました。
また、接種の時期や回数については、重症者を減らすことを目的に重症化リスクの高い高齢者などに対し、希望する場合は春から夏にかけて接種を行うほか、高齢者なども含めた接種可能なすべての人に対し、
希望する場合は秋から冬にかけて接種を行う方向です。
厚生労働省は22日開かれる専門家による分科会で議論したうえで、来月上旬にも正式に決定することにしているとのことです。
こちらからは以上です。お読みいただき、ありがとうございました。