コロナワクチンは年1回、次は秋〜冬に接種することに、厚労省部会で決定されました。
○新型コロナワクチンの今後について
厚生労働省の専門部会は8日、新型コロナウイルスワクチンの次の接種を遅くとも今年の秋から冬にかけて進めるよう求める見解案を大筋で了承した。
感染者や重症者が増える冬に備える。
基本は年1回のペースが適当との認識で一致した。
無料接種は2023年度末までの継続を求める。
近く見解をまとめ、厚生科学審議会(厚労相の諮問機関)の分科会で報告する。厚労省は分科会での議論をふまえて4月以降の接種方針を固める。
海外の動向や研究データをふまえて判断した。8日の部会では重症化を減らす効果は接種から半年〜1年程度、死亡を防ぐ有効性は10か月以降も一定程度残るとのデータを確認した。
現在のオミクロン型対応ワクチンの1回目接種から一定期間は予防効果が見込めるとみる。
流行状況により、重症化リスクの高い人は今秋を待たずに追加で打つ必要性が生じる可能性があると指摘する。
高齢者や基礎疾患のある人、医療従事者などを想定する。
重症化リスクの低い人には24年度以降に接種費用の自己負担を求めることも検討すべきだとしている。
年1回の接種は米国やイスラエルが検討している。
英国では重症化リスクの高い人への秋の接種に加え、高齢者や免疫不全者などには今春にも追加で打てるようにする案もあるとのことです。
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