今回はマイナポイント事業の話です。
マイナポイントは、マイナンバーカードを持っている人を対象にしたポイント制度のことです。クレジットカードやQRコード決済など数ある「キャッシュレス決済サービス」の中から1つ選んで申し込んでおくと、チャージや買い物をした分のポイントが利用額に応じて貯まるしくみです。
2020年から始まった第1弾は、利用額の25%(上限5000円)がポイントとして還元されるものでした。今回新たに始まった第2弾は、第1弾よりさらに拡大し「最大2万円分」のポイントがもらえるというものです。
マイナポイント事業「第2弾」の概要ですが、マイナポイント第2弾で受け取れる「2万円分」の内訳は以下のとおりです。
(1)マイナンバーカードの新規取得+キャッシュレス決済 これは第1弾と同じ内容が継続しています。
新しくマイナンバーカードを作成した人や、第1弾に申し込んだもののまだ5000円分のポイントをもらいきっていない人も「もらいそびれ」にならずに済みます。
すでに第1弾の特典を利用しきっている人は、(1)は重ねてもらうことができないため、第2弾の恩恵は最大で「(2)+(3)=1万5000円分」です。
(2)マイナンバーカードを健康保険証として利用できるよう申し込む 2021年から、マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようになりました(※「マイナ受付」のステッカーやポスターが貼ってある医療機関や薬局のみ)。
マイナポータル(行政手続きのオンライン窓口)のウェブサイト、もしくはセブン銀行のATMなどで手続きできます。
(3)公金受取口座を登録する 公金受取口座とは、年金・児童手当・所得税の還付金・各種給付金などを受け取るための口座のことです。
1人1口座、マイナンバーとともにデジタル庁に登録することでマイナポイント付与の対象になります。
以上です。お読みいただき、ありがとうございました。