退職した瞬間に、ぱったり交流が途絶える友達関係の話です。
会社を辞めてから友達がいなくなった。どうすればいいか?
このような声をよく耳にします。
まず、前提の認識が違っていると思います。「友達がいなくなった」というのは、元は「友達がいた」という前提です。
しかし、こうした質問をされる方は大抵「そもそも友達なんて元からいなかったのに、それに気づいていない」場合が多いのです。
彼らのいう友達とは、あくまで会社の同僚や上司部下という「自分の周りにいた人」の事を指していて、決して友達ではありません。
もちろん、会社の中で友達をもつ人もいるでしょう。
頻繁に飲みに行ったり、休日にゴルフに行ったり、場合によっては、家族ぐるみで海水浴や旅行に行く間柄かもしれません。
しかし、そのほとんどが会社を退職した瞬間に、ぱったり交流が途絶えてしまいます。
会社といういわゆるひとつの「囲いのあるコミュニティ」の中に互いに所属していたからこそ、たまたま行動を共にしただけであり、その囲いがなくなってしまえば、疎遠になるのも無理はありません。
つまり、会社という「所属するコミュニティ」の中の人間関係の多くは、その所属がなくなると同時に消えてしまうものなのです。
以上です。お読みいただき、ありがとうございました😊