26日は低気圧の影響で北海道から九州にかけて非常に強い風が吹くほか、西日本を中心に非常に激しい雨が降るおそれがあります。暴風や高波、それに低い土地の浸水などに警戒してください。
気象庁によりますと、25日は全国的に高気圧に覆われて晴れ、最高気温は大分県日田市で25.4度と夏日となりましたが、26日は高気圧が東へ移動し、西から2つの低気圧が近づくため大荒れになる見込みです。
西日本を中心に非常に激しい雨のおそれ
雨の見通しです。
低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため大気の状態が不安定になり、西日本では、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
26日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで四国と九州南部で200ミリ、山口県を含む九州北部と奄美で150ミリと予想されています。
低い土地の浸水や急な川の増水、土砂災害に警戒してください。
積雪の多い地域では雪どけが進むことによる雪崩や浸水にも十分注意が必要です。
各地で暴風に警戒をしてください。
また、広い範囲で暴風に警戒が必要です。
日本海を進む低気圧が発達するため、南寄りの非常に強い風が吹く見込みです。
26日予想される最大風速は、中国地方、近畿、新潟県を含む北陸で23メートル、山口県を含む九州北部、東北、北海道で20メートルです。
陸上の最大瞬間風速は30メートルから35メートルと予想され、日本海側では山から吹き降ろす風が局地的に強まるおそれがあります。
海上はしける見込みで、北海道では27日も暴風が続くおそれがあります。
特に風が強まるのは山口県を含む九州北部が26日の未明から昼前にかけて、近畿では朝から夕方にかけて、中国地方では昼前から夕方にかけて、北陸では昼前から夜にかけて、東北では昼すぎから夜遅くにかけて、北海道では26日の夜から27日の朝にかけてと予想されています。
暴風や高波に警戒し、風が強まる前に備えを進めてください。
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