以前、屋外でのマスク原則不要を強調した岸田首相。
しかし、国民に「脱マスク」が広がらない中、新たにマスクルールの検討を打ち出した。
会話をほとんど行わなければ、屋外ではマスク不要。
政府が、この方針を発表したのは、2022年5月のことだった。
およそ5か月が経過したが、東京・新宿駅周辺の様子はというと、皆マスクをしていた。
巷では、「(マスク)してますね、慣れちゃって。(マスク)しないと不安になる」 屋外では、原則マスクは不要との政府見解が浸透しない中、岸田首相は、国会でマスク着用のルール化を検討するとの考えを示した。
さらに、世界と歩調を合わせた取り組みに言及した。 現在、欧米の国々を見渡してみても、ほとんどの人がマスクをしていない。
今や、海外からの観光客にとって、日本の光景は奇妙に映るよう。 イングランドからの観光客「イングランドではマスクをつける必要はない」、「(日本ではたくさんの人がマスクをつけている)そうね、そうね」 連休明けの11日からは、現在5万人となっている入国者数の上限が撤廃されるなど、水際対策が緩和される。
外国人客の入国が増えることが見込まれる。
こうした中、検討が始まるマスク着用に関するルール化。
木原官房副長官は、まだ具体的なスケジュールを言う段階ではないとしながら、脱マスクのルール化の範囲について、「屋外屋内を問わず、全体を整理されるものと理解している」述べた。
ルール化は、屋内も対象となることを明らかにしました。
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